『参考になりました』
40歳を目前にし、結婚と出産を先送りにしてきたことに多少の後悔を感じていましたが、身内に子供が出来、数ヶ月後の誕生を心待ちにしながら、
同じ女性として自分の親になる可能性について考えないわけではありません。
そして偶然目にしたこの本を手に取り、少女小説家で活躍されていた頃の読者として、懐かしく思いながら読みました。
読後、自分が親になろうと決めても、子供が授からないかもしれないということもあるのだと、痛感しました。そして、男らしい女性が少しでも女性らしくあるよう心がけて生活することが何より親になるためには必要なのだと語られる本文には、微笑ましいような気恥ずかしいところがありましたが、自分にも身に覚えのあることがいくつもありこれからの生活では気をつけていってみようと思いました。
結婚して間もないので、今後この本の大テーマである「不妊」で悩むことがあるかもしれませんが、その時には、再度この本を手に取って焦らず時を待とうと思いました。